はじめに
こんばんは、真ゲスです。
今日は白猫10周年と言う記念すべき日です。
なので10周年にちなんで私の好きなイベントストーリーを10個上げたいと思います。
因みにドラゴンは一切出てきません
10位.絶海1
引用元:白猫プロジェクト
まずはノアネモイベントの原初である「絶海の侵略者」がランクイン
正直ストーリーよりも当時のノアとネモの環境での暴れっぷりの方が印象に残っています。
ランクインした一番の理由は主人公(赤髪)がネモをぶん殴ってノアを助けに行かせるシーンが好きすぎるからです
この頃はまだゼロクロニクルやってなかったはずなのに、主人公の解像度が高すぎる。
9位.ダグラス2
引用元:白猫プロジェクト
流石にこれが入ってないとネタランキングになってしまうと思ったので入れた()
しかしこのダグラス2のスゴいところは1もしっかり名作なことだろう、それすら悠々と超えて王道展開仕込んでるのに盛り上がらないわけがないのだ。
個人的にはnormalクリアした後にhardで最初からやり直しじゃなくて、最後の場所から最初に戻っていく演出が好き。
8位.紅蓮3
引用元:白猫プロジェクト
ヒーローものの王道テーマのひとつである「ヒーローは誰かの物語の悪役」というのを一貫して描いた名作
キアラ視点、レクト視点、ウェルナー視点全てに見所があるじゃ飽きたらず、敵であるセロ視点もきっちり描いているのがポイント高い。
7位.茶熊1
引用元:白猫プロジェクト
ストーリーそのものは正直あんまり覚えていないが、確か最初の茶熊はまだ人気投票で選ばれていなかった(間違っていたらすみません)
なので往年の人気キャラの個性がぶつかり合うと言うよりは、全員が違うタイプだが一致団結しながら物事にぶつかっていくという特殊な空気感あって好きだった。
6位.ジルベスタ物語
引用元:白猫プロジェクト
前半はギャグ、後半はミステリーと周年とかではないのにかなりボリューミーなストーリー。BGMは最強クラスに神
ミステリーというが、カレンのファフナーが犯人の捨てた証拠を復元できるとかいうミステリー殺しの能力で解決して「そんなのありかよwwwww」と爆笑した記憶がある。
5位.叛逆3
引用元:白猫プロジェクト
結構最近のイベントの印象があるが、もう去年の3月のイベントだった。嘘やん
叛逆シリーズ自体ストーリーの完成度が高いが、3はその集大成なのもあってストーリーに気合いが入りまくっている。
前回は敵だったレガートとの共闘、今までいまいち不遇だったセシルの大活躍、アルバが目の前に表れた時の絶望感、と見所が多すぎてまるで退屈しない。
戦争の混沌とそこから生まれる狂気がこれでもかというほど詰め込まれているのが、叛逆3の好きなところだ。
4位.WORLD END
引用元:白猫プロジェクト
さて、ここからが本命です。ストーリーの完成度と私の思い入れのギアが一段階上がります。
この物語では一度マジで世界が破滅します。
しかもその破滅を引き起こしたのは本作のボスのロイドではなく、宿命の敵である闇の王でもなく、虚無に取り憑かれた主人公とそれを止めようとしたアイリス。
もうこの時点で面白すぎますよね。この壮大さ、そしてめちゃくちゃさが白猫って感じで最高です。
しかし、本作はただめちゃくちゃというわけではありません。
なんとWORLD ENDの前に4作もイベントを重ねてお膳立てをしています。
引用元:白猫プロジェクト
多少ストーリーがガバガバでもこの壮大さで全て許せる
このまま書き続けるとWORLD ENDを語る記事になってしまうので、最後のここ好きポイントを語って次に行きます
やはりこのイベントの神なところはロイドが最高の悪役だったことですね。
それも力だけではなく頭脳で勝負していたのも最高です。
この世界の「理」を逆手に取った世界破滅の計画…そして「破滅した未来」からやってきた敵(エレノア)にも即座に対応する頭のキレ
しかもその実態が「ただただ世界の滅亡を願うサイコパスでそれ以上でもそれ以下でもない」のも最高です。
最高の悪役がいたから成り立った至高のストーリー、それがWORLD ENDです。
3位.流星のエンブレム
引用元:白猫プロジェクト
このイベント、なんと登場人物は3人しかいません。しかも1人は作中開始で既に故人。
大丈夫か…?と思うじゃないですか。逆なんですよね、登場人物が少ないからこそ深掘りの時間をたっぷり取れて見応え抜群です。
特に今回のストーリーのテーマである「死者が遺してくれた絵を完成させる」には、残された側が己と向き合う必要があります。
白猫でも結構異質なテーマと雰囲気のせいかBGMもかなりお洒落で、落ち着く曲調です。
それが逆に登場人物の葛藤、後悔、苦悩、激情を際立たせているようにも思える不思議な魅力があります。
最後にはテーマはきっちり完結し、登場人物は二人とも残されたものとして答えを出して終わります。
その温かさと感動は流星のエンブレムでしか味わえません。
悩んで踠いて嫉妬して挫折して…とクリエイターの気持ちが赤裸々に描写されている良ストーリーです。
このイベント、人気だったわりに続編がありません。
しかし、私はむしろそれでいいと思います。
何故なら物語は終わるべき時にきっちり終わる方が幸せだとこのイベントストーリーで学んだからです。
2位.Fragment Versus
引用元:白猫プロジェクト
2位は8周年イベントであるフラグメントシリーズがランクインしました。
3位、4位も最高級に好きですが、トップ2は完成度と初見でストーリー見た時のインパクトがえげつない程高いです。他の追随を許さないとはまさにこのこと。
今後、トップ2より良いストーリー作れるのか…?と個人的に感じたほどです。
私の白猫のストーリーの完成度に対するハードルを大きく上げたストーリーの1つと言えます。
このイベントでは「世界の敵」とされる「もうひとつの飛行島」が登場し、イベント毎に仲間が集まっていきます。
引用元:白猫プロジェクト
NEW WORLDは前日譚的なストーリーのため除外
しかもその「世界の敵」が闇落ちした別世界線の既存キャラと「破壊」の役割を受け継いだ兄妹という設定モリモリすぎて破綻しないか心配になるレベルの豪華さです。
そして設定モリモリすぎるが故にラスボスが誰なのか、この設定はどう生かされるのか、破壊の役割は最終的にどうなるのか。と8周年イベントが始まるまではワクワクが尽きませんでした
このイベントのスゴいところはそのワクワクのハードルを飛び越える予想の範囲外の展開を叩きつけまくったところです。
4周年ぶりにエレノアが光の王に舞い戻ったり、主人公(赤髪)の活躍の仕方があまりにも理想的すぎたり、今まで特に活躍の無かったイナンナが前任の破壊と因縁があるおかげで大活躍したり、とファンサービスに事欠かない胸熱展開の数々で満足度が高すぎた。
しかも、今までは王道ストーリーを貫いてきた白猫がまさかの人物をラスボスにしてきました。
これには当時も「そう来るかぁ!」ってなりましたね。設定と伏線を上手いこと利用したミスリードは良い意味で期待を裏切られました
ロイドとはまた違った意味で敵側が最高に輝いた神ストーリーでした。
1位.Original Horizon
引用元:白猫プロジェクト
正直、どちらを1位にするか最後まで悩みましたが6周年は「3、4、5周年全ての良いところ取りをしつつ、6周年オリジナル要素も死ぬほど面白い」という思い出補正で1位になりました。
引用元:白猫プロジェクト
当時リアルタイムでプレイした人ならこの画面で「このイベントはヤバい」と確信した気持ちが分かるはず
このイベントは三部作にわかれています。
「クロカ・シロー編」、「アイリス編」、「決着編」です。(上記の画像はクロカ・シロー編の最初に表れる画面)
クロカ・シロー編では仲間の死と選択によって変わる結末がテーマになっていて、5周年で取り扱った要素がメインのストーリーです。ショッキングな展開が多く、見てると鬱になります
アイリス編はヤバいです、白猫が好きであればあるほど泣ける話になっています。
ここをネタバレするのは4年経った今でも憚られるレベルです、気になった方は是非イベントストーリーを見てください。
決着編はこのHorizonシリーズの集大成になっています。
6周年の集大成がこのHorizonシリーズの始まりであるGravity Horizonに段々と戻っていくのが最高にエモいです。
引用元:白猫プロジェクト
これ単体でランキング入りさせても良いくらい完成度が高い
このイベントストーリーの何より好きなのがメッセージ性が明確にあり、しかもそこでタイトル回収がされていることです。
引用元:白猫プロジェクト
主人公に明確な役割があって、彼だけの想いじゃないメッセージなのが特に熱い
こう言った今、過去、未来が繋がってる話をする時って「過去は変えられないけど未来は変えられるんだ!」とか「過去に縛られるな!今と未来をみろ!」みたいな綺麗事未来賛歌になりがちです。
しかし、白猫は「今を繋げ続けた先に未来があり、今は過去に未来を想った人の結晶なんだ」と今、過去、未来が地平線(Horizon)のように繋がっている。と主人公がクロカとシローに伝えることでクロカとシローは先代の力を正しく受け継ぎます。
3、4、5周年の白猫を正しく受け継いだ6周年のストーリーだからこそ、このメッセージが刺さりました。
おわりに
私自身、9周年以降の白猫に思うところがないわけではありません。
しかし、10周年という節目で愚痴を言っても始まらないなと思い。私が好きだったイベントストーリーを振り返ることで、改めて思考整理することが出来ました。
今回の周年もキャトラ実装に、フュージョンエレノアと実装前から面白そうな要素が盛りだくさんです。
このワクワク感を大事にして10周年のストーリーを楽しみたいと思います。